歯ぎしり・食いしばりは「火事場のばか力」級🦷
年も明け、一年で一番寒い季節がやって来ました☃️❄︎
今年もよろしくお願い致します
身体も縮こまり気がつくと寒さで噛み締めてたりしませんか?
この食いしばり…,日中起きている時はまだ良いのですが就寝から目覚めた朝に顎がだるかったり歯が痛かったりすることがないでしょうか?
それ、もしかしたら寝ている間に歯ぎしりや食いしばりをしている可能性があります
食いしばりにより顎関節に痛みが出たり、歯ぎしりでエナメル質がすり減ってしまう(咬耗と言う症状)などの症状がおきます
寝ている間は、無意識の行動で力が入りますので自分が普段出せないような力で食いしばりや歯軋りをしています
「火事場の馬鹿力」
って耳にした事ありますよね
「普段持てない重さのタンスなどを火事の現場では無意識に運び出すほどの力出せた」という事を言いますが、まさにその状況がお口の中で起きているんです
人が普段、自分の意識の中で最大限に出していると思っている力
実は自分の持てる力の半分から3分の2位までしか出せてないのです
なぜならば、普段から最大限の持てる力を出せていたら長生きすることができません
寿命が短くなってしまう為
域値を超えて力が出ない様に体はうまく出来ているのです
ところが無意識の中ではその最大限に近い力が出てしまう為、睡眠時に無意識に起こる食いしばりや歯ぎしりは歯牙や顎関節に凄い力で大きな負担となり症状として現れ治療が必要になります
先ず治療として睡眠時にシリコン製のマウスピースを使用することをお勧めしています
マウスピースを装着して就寝することで歯牙のすり減りや顎関節にかかる力を軽減させて症状を改善させます
マウスピースは歯の型取りをして作成します
型取り→次回の来院日にお渡し及び取り扱いの説明→後日経過を診察
が治療の流れとなります
治療、マウスピースの作製は保険が適用できます
顎や歯に痛みやすり減りがあったり
違和感などの症状があるようでしたら放置せずに受診しましょう
日常生活に支障のある無しに関わらず定期検診の際に歯科医師に相談する事をおすすめ致します
これからも寒い日が続きます
皆様どうぞご自愛くださいませ☃️
2025年1月8日 (水)
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