🦷歯の自己修復機能🐼
☔️雨の紫陽花が綺麗な季節です💠
上野動物園で6月23日に双子のジャイアントパンダの赤ちゃんが誕生しましたね。お母さんパンダ、シンシンのお腹に交代で抱かれる赤ちゃんに胸がキュンとします。
パンダと言えば竹をバリバリ、笹をムシャムシャ食べ、歯や顎が強靭なイメージがありますね。
以前、パンダの歯について東方新報で中国の劉博士の研究結チームが「パンダの歯には自己修復機能が備わっている」という事を発見した記事を見た事があります。
🐼歯の自己修復機能を可能にしているのは、高密度エナメル質に豊富に含まれるミネラルと関係があり、パンダの歯のミネラル質は樹木のように垂直で、緊密に並ぶ木々がエナメル質の「堅固な森林」を作り、その木々の細かい隙間を有機物質が埋めています。ミクロレベルで見ると、エナメル質の変形や損傷の自動修復機能はその巧妙な組織構造により行われているそうです。
実は人間も唾液に免疫機能があり唾液に含まれるカルシウムやリンが、初期虫歯の内側に入り込み溶けてしまったエナメル質をもとに戻す働き(再石灰化)があります。*但し、口腔内の清掃状況に左右されます。
更に、フッ素を塗ることで再石灰化の効率は高まります。
特にお子様の歯には、高濃度フッ素塗布が効果的です。医院での定期検診時のフッ素塗布で虫歯予防を心がけると良いでしょう🦷✨
2021年7月2日 (金)
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